早い梅雨明けによって猛暑が続く今年の夏も、たくさん楽しみが見つかる絵本をご紹介しました。
夏の花、夏の食べ物、夏の遊びなど、子どもにとってはワクワクする季節です。
講座テーマは「赤ちゃんへの読み聞かせ」。今年の秋に二人目のご出産を控えたお母さんに聞いていただけて嬉しかったです。
親子の読み聞かせでご紹介した絵本は4冊。
『あつい あつい』(福音館書店)
『なつをみつけたよ』(福音館書店)
『トマトさん』(福音館書店)
『ぞうきばやしのすもうたいかい』(福音館書店)
『トマトさん』を読む前に、手袋シアターで♪とんとんトマト♪のお話。
5人の赤いトマトのところに、緑の子が1人来ました。
丸くて、頭に葉っぱがついてて、元気なところは似ているけれど、赤くはありません。
でも仲良くおしくらまんじゅうで遊ぶことにしました。
すると、緑だった子が赤くなりました。
同じトマトだったことがわかって、明日も遊ぶ約束をしました。
♪とんとんトマト♪は、YouTube♪KBSチャンネル♪でも配信する予定です。
子どもの製作 は「画用紙を使って作って遊ぼう!」
『ぞうきばやしのすもうたいかい』を読んだので、カブトムシとクワガタを作って、すもうたいかいをしました。
大人の絵本講座では、2冊のテーマ絵本を中心に、31冊の夏の絵本をご紹介しました。
『あつい あつい』は、暑さを避けるために日陰を探す動物たちのお話。
『きこえる きこえる なつのおと』『なつのいなかのおとのほん』は、田舎の避暑地に行くまでに聞こえてくる音で海外の夏を感じられます。
ひまわりなどの夏の花、スイカ、トマトなどの夏の食べ物、花の汁で色水屋さんをしたり、海やプールへ行ったり、虫と触れ合ったりと、夏を堪能しました。
今回の一押しは、『なみにきをつけて、シャーリー』
両親と海にやって来たシャーリー。
左ページでは、口うるさくシャーリーに注意しながら椅子にくつろぎ、海に無関心な両親の様子。
右ページでは、海に乗り出し、海賊に出会ってという冒険を繰り広げるシャーリーの様子が描かれていきます。
絵本の選び方や読み聞かせのコツをお伝えする講座テーマは「赤ちゃんへの読み聞かせ」
ブックスタートなどで出産後に自治体から絵本が届いたり、書店にも様々な赤ちゃん絵本が売られています。
赤ちゃんだから何でも良いだろうと安易に選ばず、人生最初に出会う絵本は、成長しても心に残るものであってほしいと思います。
ぜひ読んであげたい、成長しても読んであげたい赤ちゃん絵本はたくさんありますが、今回は選ぶポイントを説明しながら6冊だけご紹介しました。
『いないいないばあ』(童心社)
『ぽんちんぱん』(福音館書店)
『ずかん・じどうしゃ 』(福音館書店)
『でんしゃ すきなのどーれ』(福音館書店)
『いちにのさんぽ』(アリス館)
『ちちんぷいぷい』(くもん出版)
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