〈50〉【ウサギの絵本】@国立

2017年3月12日(日)

 

第50回キッズ・ブック・スペース【ウサギの絵本】を開催しました。

 

毎回開催が危ぶまれつつも、いつの間にか50回になりました。

 

新たに参加してくださった方、遠方からはるばる参加してくださった方、継続して参加してくださる方がいたり、初期の頃から参加してくださって、ハイハイの赤ちゃんだったのに5歳のお姉さんになっていたり、象徴的な参加者が揃いました。

親子の時間

親子の読み聞かせ絵本は、『うさこちゃんのたんじょうび』(福音館書店)、『はるまでまってごらん』(ほるぷ出版)、『うさぎとかめ』(童話館出版)、『どんなにきみがすきだかあててごらん はるのおはなし』(評論社)、『うさぎをつくろう』(好学社)。

手遊びは、♪やまごやいっけん♪と♪うさぎとかめ♪

♪やまごやいっけん♪

やまごやいっけん ありました 

まどからみていた おじいさん

かわいいうさぎが ぴょんぴょんぴょん 

こちらへにげてきた

 

たすけてたすけて おじいさん

りょうしのてっぽう こわいんです

さあさあはやく おはいんなさい

もうだいじょうだよ

♪うさぎとかめ♪

『うさぎとかめ』を読んだ後は、お手玉を使って♪うさぎとかめ♪を歌いながら遊びました。

 

二人向かい合わせになって、手のひらを上に左手を重ね、お手玉を一つ載せます。
♪もしもしかめよ かめさんよ♪と歌いながら、お餅つきのように右手で交代にお手玉を叩きます。

 

少し難しいバージョンは、どちらかがお手玉を取った時は、反対の人はグーで叩きます。いつどちらが取るかは決まっていません。
お手玉がないのにパーで叩いたら負けです。
親子でも、大人同士でも楽しめました。

もしもし かめよ かめさんよ

せかいの うちに おまえほど

あゆみの のろい ものはない

どうして そんなに のろいのか

 

なんと おっしゃる うさぎさん

そんなら おまえと かけくらべ

むこうの 小山(こやま)の ふもとまで

どちらが さきに かけつくか

 

どんなに かめが いそいでも

どうせ ばんまで かかるだろう

ここらで ちょっと ひとねむり

グーグー グーグー グーグーグー

 

これは ねすぎた しくじった

ピョンピョン ピョンピョン ピョンピョンピョン

あんまり おそい うさぎさん

さっきの じまんは どうしたの

子どもの時間

子どもの時間の作って遊ぼう!は、『うさぎをつくろう』。
レオ・レオニのうさぎをお手本に、いろんなポーズを考えたり、周りに風景やニンジンを描き込みました。

大人の時間

大人の時間は、「絵本の中のウサギ」ということで、たくさんのウサギが登場する絵本をご紹介しました。


読み聞かせ絵本は『ふわふわしっぽと小さな金のくつ 』(PARCO出版)と『野うさぎのフルー』(童話館出版)。


イースターバニーの絵本、『しろいうさぎとくろいうさぎ』『ちびうさにいちゃん! 』などの代表的なウサギ絵本、『いなばの白うさぎ』『うさぎのいえ』『うさぎのさいばん』『大地のうさぎたち』など各国の昔話など、リアルなウサギから完全にキャラクター化されたウサギまで、沢山あってキリがありません。