2017年1月22日(日)
第48回キッズ・ブック・スペース【トリの絵本】を開催しました。
ニワトリだけではそれほど集まらないかと思いましたが、案外たくさんの絵本があるものです。大昔からニワトリが身近な家畜だったという海外の絵本が特に多く、たくましく生きるニワトリ達に楽しませてもらいました。
親子の時間
親子の時間は、♪コロコロたまご♪に始まり、♪ととけっこう♪、♪しょうがつのおもちつき♪、♪もっちこやいて♪とわらべうたでたくさん遊びました。
赤松先生お手製のフェルトのニワトリ・タマゴ・ヒヨコを使ったり、手袋のニワトリとタマゴが出てきたり、大人と子どもがペアを組んで遊んだり、みんな積極的に参加してくれました。
親子の読み聞かせ絵本は、『ととけっこう よがあけた』(こぐま社)『十二支のおもちつき』(童心社)『おとなしい めんどり』(童話館出版)『ロージーのおさんぽ』(偕成社)
♪コロコロたまご♪
コロコロたまごは おりこうさん
コロコロしてたら ひよこになっちゃった
ピヨピヨひよこは おりこうさん
ピヨピヨしてたら コケコになっちゃった
コロコロピヨピヨ コケコッコー
コケコがないたら よがあけた
♪ととけっこう♪
ととけっこう よがあけた
まめでっぽう おきてきな
♪しょうがつのおもちつき♪
しょうがつの おもちつき
ぺったん ぺったん ぺったんこ
おっこねて おっこねて
おっこね おっこね おっこねて
とっついて とっついて
とっつい とっつい とっついて
とーん とーん とんとんとん
とんとん とんとん とんとんとん
とんとん とんとん とんとんとん
子どもの時間
子どもの時間の作って遊ぼう!は、「ころころたまご」
おうちでも♪コロコロたまご♪を歌って遊んでもらえるように、ニワトリのおなかからタマゴが出てきて、タマゴからヒヨコが出てきます。
大人の時間
大人の時間は、絵本講座の基本に戻って「絵本と子育て」
『ロージーのおさんぽ』を例に取って、子どもはどんな風に絵本を楽しむか、大人はどんな風に読んであげたら良いか、などのお話をすると、参加者からも質問が飛び出しました。
グリムの『ブレーメンのおんがくたい』は何種類もの絵本があるので、どんな違いがあるか見比べました。
『ひよこさん』は、ひとりで出かけで迷子になって、夜になって心細くなっていると、お母さんが迎えに来るお話です。
カッコウなどよその鳥の巣に卵を産んで子育てを任せる特殊な鳥もいますが、多くの鳥は両親が協力して子育てをします。大切に卵を温め、ヒナにエサを運び、飛び方を教え、エサの見つけ方を教えて、りっぱに自立させます。
人間も見習いたいものだと思います。
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