2016年9月4日(日)
第44回キッズ・ブック・スペースは、5周年記念の特別講座で、斎藤惇夫先生をお呼びしました。
【読書力を育てる絵本講座】という演題で、子どもにぜひ読んでやってほしい本のお話を伺いました。
広いホールに、0歳~小学3年生の子どものお父さん、お母さん、おばあちゃんや、小学校・幼稚園・保育園の先生、図書館司書の方、絵本講師、読書アドバイザーなど、多くの方が参加してくださいました。
時には、保護者や先生方への辛辣な言葉を交えながら、本選びや読み聞かせの大切さを訴える熱のこもったお話に、多くの方がメモを取りながら聞き入っていました。
■斎藤惇夫先生のプロフィール■
『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』等の児童文学作家であり、福音館書店の編集責任者として長年子どもの本の編集にたずさわった経験から、全国で絵本・児童書の講演をされています。
■斎藤惇夫先生の作品■
『グリックの冒険』
日本児童文学者協会新人賞受賞
『冒険者たち―ガンバと15ひきの仲間 』
国際児童年特別アンデルセン賞優良作品
『ガンバとカワウソの冒険』
野間児童文芸賞受賞
『哲夫の春休み』
特別講座の前には、いつも通り、斎藤先生の弟子でもある赤松先生の親子の時間もありました。
『とんねるを ぬけると』
『かいじゅうたちのいるところ』
『めっきらもっきら どおんどん』
『もりのなか』
など、小さい子には少し難しい絵本もあったのですが、みんな絵本の世界に浸っていました。
斎藤先生から「こんなりっぱな資料は初めてです」とのお言葉をいただいた配布資料です。
斎藤先生ご推薦の「子どもたちにぜひ読んでやってほしい絵本117冊、物語57冊」を、全部表紙画像付きで載せました。
本のタイトルが文字だけで並んでいても印象に残らないと思うので、本を紹介する時には表紙画像も一緒に、というのがキッズ・ブック・スペースのこだわりです。
追加をご希望の方には、参加者特別価格50円でお分けしました。中には10冊、20冊と買っていかれる方もいらっしゃいました。
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